CCCD問題について/関係者の発言集

公式BBS(http://www.carnation-web.com/bbs.html)での書き込みが流れてしまったので、検証用にメモ。


[2072] ☆ソニー・ミュージックアーティスツ冨永周平☆ 2004/08/23/00:25

[2077] ☆ソニー・ミュージックアーティスツ冨永周平☆ 2004/08/23/16:38

[2094] ☆ソニー・ミュージックアーティスツ冨永周平☆ 2004/08/24/00:42

[2098] 直枝政広 2004/08/24/01:01

[2356] ☆ソニー・ミュージックアーティスツ冨永周平☆ 2004/08/25/15:43

[2595] ☆ソニー・ミュージックアーティスツ冨永周平☆ 2004/08/28/13:45


[2072] ☆ソニー・ミュージックアーティスツ冨永周平☆ 2004/08/23/00:25

ソニー・ミュージックアーティスツ冨永周平デス。
いよいよ24日火曜日@渋谷クラブクアトロのライヴが迫ってきました!
本日は、その通しリハーサルでしたが、選曲、演奏内容ともたいへん充実した内容です。
当日券をご用意してお待ちしていますので、ぜひともご来場クダサイ。
下記に「なぜcccdとアナログ盤が同一内容でないか?」との質問がありましたので、お答えします。

9月末発売予定のアナログ盤(180g高音質重量盤)については、
cutting edgeからの発売ではなく、弊社ソニー・ミュージックアーティスツが制作を担当しています。
以前も表明していますが、カーネーション、ソニー・ミュージックアーティスツともに、CDリリースにあたっては、、
ファンのみなさまのお気持ちも考慮して、通常のCDでの発売を希望しているわけですが、
今回の「スペードのエース」については、エイベックスの全社的方針として、
残念ながらcccdというカタチでのリリースとなりました。ただ、発売形態がどうであれ、
メンバー3人が気持ちを込めて作り上げた作品であることに変わりはありませんので、
cccdであっても、できればぜひ購入して聴いていただきたい。
どうしても抵抗がある人のためには、ダウンロード等、いくつかの選択肢を提示しています。

そして、アナログ盤。おわかりのことと思いますが、われわれはアナログレコードに対して、
大いに思い入れ、愛着があります。仮に、赤字になる可能性があったとしても、
せっかく、リスクを背負って、カーネーションのアナログ盤を発売するのであれば、
なにかの代替物ではなく、それだけで作品として自立しているものにしたい。
しかも、前述のとおり、アナログの制作は弊社が担当しているため、
エイベックスから発売されているcccdと同じ内容にするのは、ナンセンスであり、ムズカシクもある。

また、cccdなら購入しないと宣言されていた方々のためにだけではなく
(カーネーションへの想いもそのくらいかと、ずいぶん情けなくガッカリさせられた発言でしたが)、
熱い想いでcccdを購入してくださったファンの方たちにこそ、アナログもほしい!
と思っていただけるような、スペシャルな内容にしたい。

以上の条件から、カーネーション一同はロマンを選択しました。
★3人編成になって以降のカーネーションにとって、ある種、総括になるようなベスト的内容。
★もちろん「スペードのエース」cccd発売に抵抗がある方のために、メイントラック数曲は収録。
★このアナログにしか収録されないスペシャルトラックを、新たに3曲もニューレコーディング。

税込\3,000-の値段は、けして高くない、充実の内容だと思っています。
ちまたで話題の「My Little World」のライヴテイクはアナログには収録されませんが、
お聴きになりたい方はぜひ!cccdにトライしていただきたく思います。
新曲「ROSE GARDEN」もcccdのみの収録デス。
ちなみに、この2曲。24日のライヴでは、録音物よりもさらにスゴイ演奏が展開されますヨ。

以上、ご理解いただければ幸いデス。
お時間があれば、ライヴにもぜひいらっしゃってクダサイ!
そして、cutting edgeのカーネーション担当スタッフのみなさんも、
今後に向けて、よりよい環境を作るべく、努力してくださっています。
年内には、ニューアルバムが発売されますので、ご期待クダサイ!

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BGM:カーネーション ライヴリハーサルMD


[2077] ☆ソニー・ミュージックアーティスツ冨永周平☆ 2004/08/23/16:38

□ちかさまはじめみなさまへ。Sony Music Artists トミナガです。いつも応援、ありがとうございます。
ちゃんとお返事しておいたほうが気持ちよく明日のライヴを迎えられると思いますので、
もう一度、書き込みさせてクダサイ。

□(カーネーションへの想いもそのくらいかと、ずいぶん情けなくガッカリさせられた)というのは、
ワタクシの私見です。ちかさんの(「買わない=アーティストや内容を否定する」のではなく、
「CCCDを強要するレコード会社に対する抗議の意思表示」だったのです)というお気持ちは、
もちろん、非常によく理解できます。ただ、実際、ぶっちゃけると、われわれは、録音物をひとりでも多くの方にお買い求めいただく、
ライヴにひとりでも多くの方にいらっしゃっていただく、ということのみで成り立っている仕事なので、
こういったことで、作品をお買い求めいただけなくなるということは、
即、カーネーションというバンドの存続にダイレクトにつながってくる、ということはご理解いただければと思います。
つまり、抗議の意味でcccdを買わない、ということが、レコード会社に対して抗議として機能するよりも、
カーネーションというバンドの今後の活動のほうに支障をきたすことにつながりかねない、
という危惧があるということです(そのことは何度もエイベックスの方々にもお伝えしましたが、
実際その時点でcccdでなければ、カーネーションは作品を発表できませんでした。今後もひきつづき交渉&調整はお願いしていきますが)。

□ボクはカーネーションのマネージメントチーフなので、ここで改めて、ぶっちゃけて言いますと、
できれば、cccdに反対であるということを表明するのにあたっては、作品を買わないということではなく、
カーネーションへのおひねりと思って作品をお買い求めいただいた上で(もちろん聴く/聴かないはお任せいたします)、
レコード会社に対して、手紙、メール、書き込みなどで直接そのお気持ちを伝えていただけると、
ボクらはありがたい、というか、非常にウレシイです。もちろん、それをみなさん全員に強要するつもりはありませんが、
本当に、みなさんの、CD1枚、ライヴチケット1枚、ご購入してくださることの積み重ねのみで成り立っていることなので……。

□そして、そういった意味で、またもやぶっちゃけると、カーネーションメンバー&スタッフ一同、
cccdもアナログレコードもできれば両方ご購入いただきたい。両方をそれぞれ楽しんでいただきたい。
そのためには、どちらも持っていたい!と思っていただけるだけの内容にそれぞれの作品をしなくては、
と日夜、研鑽を続けているわけでございます。また、蛇足ではありますが、トミナガは個人的に、cccdについては、
まず本能的に拒絶反応があって、ただcccdであるという理由だけで抵抗感があるわけですが、
今回の「スペードのエース」については、再生等の動作に関して、特になにかトラブルがあったという話はまだ耳にしていません。
技術的には向上しているんでしょうかね??よくワカラナイけど。ま、そんなにこだわることでもないと、
よく人に言われますが、それは人それぞれなので。

□かつて、良質の芸術には、パトロンがついてサポートしてくれていたことがあったわけですが、
今はそんな時代でもありません(募集中!!!!)。今のカーネーションにとって、
ある意味、ファンの方々ひとりひとりがそういった存在であるはずなので、
ちかさまはじめみなさまには前にも増してひきつづき熱く応援していただきたく、
また、ひとりでも多く、新たにカーネーションの音楽に反応してくださる方々が増えるようにわれわれもガンバッテいければ、
と思っています。

□明日24日火曜日@渋谷クラブクアトロ。開場18:30、開演19:30。スゴイ演奏をお聴かせできると思います。
ぜひお誘い合わせの上、ご来場クダサイ。失礼いたします。

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BGM:ただいま堂島孝平LIQUIDROOM ebisuのためのリハーサル中


[2094] ☆ソニー・ミュージックアーティスツ冨永周平☆ 2004/08/24/00:42

□トミナガです。たくさんの書き込み、ありがとうございます。みなさまのご意見、読まさせていただいています。
カーネーション、メンバー、スタッフともcccdの件については、たくさんの時間を使って、検証し、話し合い、
今の経緯に至っているので、問題の本質をわれわれが理解していないとはまったく思っておりません。
そこはカーネーションのメンバーのためにもひとこと。ひきつづき一同、明日のライヴも含めて、
与えられた環境のなかで最善を尽くすのみであります。ライヴの直前に、お気持ちがブルーになった方がいらっしゃれば、
本当に申し訳ありません。ゴメンナサイ。なにが誠実かというのは、人それぞれだと思いますが、
わたくしなりに、カーネーションの現状を誠実にお伝えしたつもりです。直枝とも日頃からあれこれ話していますが、
彼からも、いい機会なので、みなさんにひとことお伝えしたい、ということで、のちほどコメントが書き込まれるかと思います。
それでは!明日のライヴにいらっしゃる方は、ご期待クダサイ。失礼いたします。

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BGM:カーネーションのリハーサルMD


[2098] 直枝政広 2004/08/24/01:01

まぁ、ひとつ冷静に。
今日は大事なライヴだぜ。

みんなの言うことはわかる。
その熱い気持ちも充分すぎるほどにね。
ありがとう。
そしてみんなに余計な気をつかわしちゃって
ごめん!

でも、ひとつの問いかけに対して、
冨永くんは事務所の人間として、
一番デリケートな問題を一生懸命、
ぎりぎりのところで説明してくれていると思うよ。みんな、人のあげあしばかりとるなって。
感情的にならないで、落ちついてくれ。

そして何か反対意見を発言するなら、
匿名はやめようじゃないか?
例えば、
バンドの掲示板に「CCCDなら買わない」
という匿名の意見はなんの抗力もないよ。
おれたちが悲しいだけだよ。
しかし、CCCD問題についてはいつも迷惑かけてるよなぁ。すまん。

でも、おれたちはそんな動かせない状況に対しても
深く考え、柔軟にいろんなアイデアを提示してきたつもりだよ。近く、おれからもちゃんと話せる時がくるから。そうしたら話すよ。

次のアルバムのリリース楽しみにしてろよ!
おれたちはどたばたしながらも先に向かっているよ。おれたちの今後のことをもう少し信じてくれよ。どかっと構えていてくれ。
だいじょうぶだからな。

東京近郊の人たちは是非、
今日、ライヴに来てくれ。
そうすれば何が一番熱いのか、
きみには何が大切なのか、必要なのか、
それがきっとわかるよ。

ぶちかます!

直枝政広

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BGM:


[2356] ☆ソニー・ミュージックアーティスツ冨永周平☆ 2004/08/25/15:43

□ソニー・ミュージックアーティスツ冨永周平です。まずは、お忙しいなか、昨日のライヴにご来場いただいたみなさま、
本当にありがとうございました。カーネーションのメンバーも、会心の演奏だったと思います。
ボクもひとりのファンとして、とても感動しました。そして、ここへの書き込みが遅くなりましたこと、まことに申し訳ありません。

□今回の件、わたくしの不用意、無配慮な発言から、カーネーションをずっと応援してくださっているファンの方々、
スタッフのみなさま、広く音楽を愛してやまない音楽ファンの方々、そしてカーネーションのメンバー3人をひどく混乱させ、
また傷つけてしまったこと、本当に申し訳なく思っております。
ここに謝罪させていただきます。すべてわたくしの責任です。申し訳ありません。

□みなさまの書き込みひとつひとつに感謝いたします。カーネーションのことを思うあまり、
ファンの方々をないがしろにしていると思われてもしかたがない、不用意なコメントを寄せてしまいました。
そんなつもりはまったくなく、ただただカーネーションのことを考え、この素晴らしい音楽をひとりでも多くのみなさまに聴いてほしい、
という気持ちだけでの発言でした。今はその書き込みも遠く流れてしまいましたので、もはや弁解の余地もありません。
わたくしの本当にお伝えしたかったことはともあれ、これほどまでにみなさんにご迷惑をかけ、
不愉快な思いをさせてしまったことを深く反省し、謝罪させていただきます。申し訳ありません。
ただただ自分が本当に大バカモノだと思います。自分が本当に情けないデス。
そして、改めて、多くの方々の書き込みひとつひとつに感謝いたします。

□わたくしの発言すべては、わたくし個人のカーネーションへの想いであり、メンバーの意思とはまったく関係ありません。
メンバーをこの混乱に巻き込んでしまったことがとても悲しく、本当に申し訳なく思っています。
それはカーネーションのファンの方々に対しても、同じ気持ちです。
わたくしのカーネーションを思うあまりの発言は、カーネーションのメンバーや音楽とはまったく関係ありません。
カーネーションとその音楽は、昨日のライヴでもお聴かせできたように、光り輝いてチカラにあふれています。
ただひとつ願うのは、カーネーションの音楽がこれからもみなさんのココロに響き続けること、ただそれだけです。

□そして、これからもそのことだけをただ考え、
今まで以上に、カーネーションとファンの方々のことを思いながら、自分のなすべきことをしていくつもりです。反省します。精進します。
そして、本当に申し訳ありませんでした。最後に、カーネーションはこの時期、たくさんのリリースとたくさんのライヴで、
みなさんにどんどんと自分たちの音楽をお届けしています。機会がありましたら、ぜひともその音楽にふれていただければ、
こんなにウレシイことはありません。本当に昨日のライヴは、素晴らしいパフォーマンスでした。
ひとりのスタッフとして、ひとりの音楽ファンとして、本当に感動シマシタ。
9月のツアーが今から楽しみです。カーネーションとカーネーションの音楽は、スバラシイ!
それだけは確信をもって、ここに書き込めます。ありがとうございました。失礼いたします。


[2595] ☆ソニー・ミュージックアーティスツ冨永周平☆ 2004/08/28/13:45

□みなさまのご発言につきましては、それぞれ真摯に受け止めさせていただいています。
また、11月発売のカーネーションNew Albumに関しても、
先行シングル「ANGEL」、「スペードのエース」の制作時からずっとしつづけてきたのと同様に、
今までもこれからもひきつづき、通常のCDでのリリースを希望して、
エイベックスのスタッフのみなさまにご検討、ご調整をお願いしています。

□また、当bbsのなかで、ある特定のアーティストの方々をひきあいに出された書き込みがありましたが、
歌詞の引用等、そのアーティストの方々に対してもご迷惑をおかけしてしまう可能性がある流れがありましたので、
WEB管理人さまとも確認の上、一連の書き込みを削除させていただきました。ご了承ください。
そのアーティストのみなさまには、深くお詫び申し上げます。

2004/08/24作成 08/30最終更新

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